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​2022年度 理事長所信

​理事長所信

狛江青年会議所 2022年度 スローガン

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​理事長所信

【はじめに】

 日頃より狛江青年会議所メンバーへの激励、御支援を頂き、誠にありがとうございます。

 狛江青年会議所は 1980年に設立され、今年で42年目を迎えます。この間、世界では東西冷戦が終結し、アジア諸国が台頭するなど激動の時代を迎え、日本においても、「バブル経済」とその崩壊、IT革命、そして未だ経験したことのない少子高齢社会の到来、さらには近年の新型コロナウイルスによるパンデミックなど、社会は大きく揺れ動いてきました。そのなかで本会を繋いでくることができたのは、創立以来、「『明るい豊かな社会』の実現」を目指して奮闘してこられた数多くの先輩方のご尽力と、その思いを受け継ぐ現役の皆様の存在があったからです。

 組織を存続させていくのは、並大抵のことではありません。本会の長い歴史にあっても、会員数が減少し、存続が危ぶまれる時もありました。しかし、それを乗り越えてくることができたのは、「先輩から受け継いだ志を途絶えさせてはいけない」という使命感と、何より、 共に考え、共に動くなかで生まれる仲間との絆があったからこそではないでしょうか。

 だからこそ本年も、狛江青年会議所の発展の為に、仲間と共にいっそう楽しく、朗らかに、 団結して事業に取り組んで参ります。そして、狛江市の発展の為に、市民や行政・企業・教育機関・地域諸団体の皆様と共にまちづくり運動を展開して参ります。

 2021年は、オンラインでの会議所運営や、コロナ禍の中でも狛江の魅力を市民の皆様に伝える事業に取り組むことができました。困難のなかから価値を創造する、歴史に残る1年であったと思います。この経験を活かし、2022年は下記の「基本方針」を柱として、様々な事業に取り組んで参る所存です。

基本方針

  青少年育成事業

  政治意識の向上

  事業の参加から会員拡大へ

青少年育成事業

 私は6歳の子どもを持つ親として、普段から幼稚園のパパ友、ママ友や近隣の方々との交流を大切にしてきました。例えば、道で会ったら笑顔で挨拶するなど、一見ささいなことですが、親が親しみをもって他の子どもの親や地域の人と接する姿を小さいころから見ていた我が子は、自分から友達に声を掛けたり、近隣の方に挨拶したりするような子どもに成長しています。

 核家族化が進んだ昨今、孤独な子育て、いわゆる「孤育て」の問題が懸念されるなか、親同士で子育て中の悩みを相談し合ったり、親以外の大人と交流することで子どもの視野が広がったり、子どもを地域で見守ってもらったりするなど、子どもの成長過程において、家 庭教育、学校教育と共に、地域で子どもを育んでいくことは非常に重要なテーマです。しか しながら、新型コロナウイルスの感染拡大による“ステイホーム”の推奨や地域行事の減少などで、近年、子どもたちが地域の人々と触れあう機会が減ることとなりました。

 そこで本年は、子どもを地域で育む「青少年育成事業」に一層力を入れて参りたいと思います。皆で知恵を出し合い、子どもも親も地域の人も笑顔になれるような心に残る体験ができる、また「ウィズコロナ時代」にも合った事業を展開したいと考えております。

政治参画意識の向上

 青年会議所の運動の目的は、「明るい豊かな社会の実現」です。では、明るい豊かな社会とは何でしょうか。

 明るさ、豊かさは「幸福度」に関わる言葉ですが、その価値基準は人により、また時代によって変わることもあります。だからこそ、まずは、「明るい豊かな社会とは何か」「幸福とは何か」を、同時代を生きる青年同士で考え、語り合っていくことが重要な一歩になるので はないでしょうか。

 同時に、現在の政治について考え、行動していくことも大切です。長年、若者の投票率の低さが問題になっていますが、未来を考え、今後の社会をつくっていくのが政治であるとすれば、次代を担う青年こそが、政治の主体者となっていく必要があります。そこで、本年の柱の一つとして、若者層の政治リテラシーの向上を図るための事業を展開して参ります。

 具体的には、選挙演説や選挙公約、公開討論会などの選挙に関する情報から取捨選択を行い、自分に合った候補者を選ぶことがいかに大切かを確認し合い、若者がしっかりと政治選択できるような事業を行って参りたいと思います。

事業の参加から会員拡大へ

 基本方針の最後の柱は、「楽しく魅力ある事業の展開」です。例年の事業においても意識 して取り組んできたことではありますが、2年に及ぶコロナ禍を経た今、本年の事業を通して、改めて人と人とのつながりや地域の連帯を強めていきたいと考えるものです。

 楽しい事業、人をひきつける魅力ある事業でなければ、いかに高邁な理想を掲げても人はついてきません。また、事業を展開する私たち自身が、楽しく事業を行っている姿が見えなければ、参加したいという思いも一緒にやってみたいという思いも生まれないと思います。

 会員、非会員の垣根を超え、時には世代や地域をも超えながら、幅広い人々が集いたいと思える楽しく魅力ある事業を、狛江青年会議所が中心となって展開して参ります。そして会議所活動への理解、賛同を得ながら、志を同じくして活動できる青年世代の仲間を一人でも多く増やして参ります。

結びに

 私は一度、青年会議所を退会しました。しかし、「やっている時は大変だけど、あとからやって良かったと必ず思える。だからもう一度やったほうが良いよ」という、先輩の言葉に励まされ、再度入会し、青年会議所運動に再挑戦することを決めました。

 再入会にも関わらず、暖かく迎え入れて頂いた現役の皆様には感謝しかありません。その恩に報いるためにも、狛江青年会議所を拡大し、盛り上げ、次の世代にバトンを引き継いで参ります。

 1年間、皆様のお力を頂きながら理事長の任を全うし、より良い人づくり・街づくりのために励んで参りますので、皆様のご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

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